
僕は2019年10月21日よりテックキャンプエンジニア転職(旧テックエキスパート)を受講し、途中で退会することなく全カリキュラムを終えました。
【#テックエキスパート DAY66】
学習時間▶︎3h 計550h📖学習内容
・個人アプリ開発
・最終課題発表今日で無事にテックエキスパートの学習カリキュラムが全て終了しました😌
合計学習時間は約550時間!🕛
64期の人達は優しい人ばかりで、この期で学習を始められ、本当に良かったと思います☺️
— ユウマ@TECH::EXPERT64期 (@yuuuma_11) December 26, 2019
この記事では、元テックキャンプ受講生である僕が、受講後のリアルな感想をお伝えできればと思います。
記事を読み進めていただく前に1つ注意点を。いま現在テックキャンプに関する記事が溢れかえる中、元受講生が執筆している記事は少ない状況です。
本記事では、僕が実際に体験したテックキャンプの「一次情報」を書き綴っていきますので、ぜひ受講の検討材料にしていただければ幸いです。

本記事の信頼性
- 執筆者:ユウマ(ユウマのブログ運営者)
- 経歴:元テックキャンプ受講生(テックキャンプ64期生)
- 職業:Webベンチャー企業に務める現役エンジニア兼デザイナー
追記:当記事の内容が、テックキャンプ公式ブログに一部掲載されました。
画像出典元:テックキャンプブログ
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テックキャンプエンジニア転職のリアルな感想
僕は元々独学でプログラミングを学習していたのですが、やはり独学だとつまずく回数も多く、学習効率が非常に悪いと感じていました。
そんな独学期間を過ごすうちに、だらだら学習を続けていてはただの趣味と変わらないんじゃ...と判断し、短期間でエンジニアへの転職を果たす為にテックキャンプでの受講を決意しました。
これが僕の、テックキャンプ受講の経緯になります。
そして結論ですが「テックキャンプを受講してどうだったのか?」と聞かれれば、僕は「テックキャンプに通って良かった」と断言できます。
なぜならテックキャンプ卒業後に、本業以外でWeb制作・開発の副業を行い受講料金も既にペイできましたし、現在はWebベンチャー企業の現役エンジニアとしてバリバリ活動しているからです。
「10週間600時間」という超短期間でエンジニアへの転職を目指すサービス。と謳うだけあって、カリキュラム内容は学習範囲を凝縮して、効率的かつ分かりやすく学習できるような設計となっていました。

テックキャンプ受講中に学習した内容
テックキャンプ受講中に、僕がプログラミング学習に充てた合計時間は約550時間になります。

そして550時間の中で学習した具体的な内容は、以下の通りになります。

※ちなみにテックキャンプのカリキュラムは日々アップデートされているので、現時点では内容に変動がある可能性があります。
テックキャンプで身についたスキル

学習内容だけを見たところで、上記のような疑問が思い浮かぶ方もいるでしょう。

テックキャンプ受講前のスキル感
HTML, CSS(Sass), JS, jQueryを使用して、データベースを使用しない簡単なWebサイトが作ることができ、レンタルサーバーにFTPソフトを用いてデプロイすることができる
テックキャンプ受講後のスキル感
Haml, Sass(BEM), JS, jQuery, Rails, MySQL, RSpec, Gitを用いてDBを使用したwebサービス(Webアプリケーション)を開発することができ、AWS上でデプロイすることができる
簡潔に説明すると、テックキャンプ受講前と受講後では、上記のようなスキル感の違いを生むことができました。

テックキャンプ卒業後に歩んだ進路
僕はテックキャンプ卒業後、SESエンジニアとして念願だったエンジニアデビューを果たしました。
転職活動中に自社開発や受託開発企業からも内定は貰っていたものの、社内の雰囲気や制度、取り扱う言語や業務内容などの様々な観点から、こまめにやり取りを交わしていたSES企業を選択。
SESといえば悪い噂をよく耳にしますが、僕が入社したSES企業では、希望のキャリアに沿った現場へアサインしていただき業務をこなしつつ確実に成長することができました。
しかしながら業務内容的な問題なかったものの、地味なストレス要因から転職を決意し、今のWebベンチャー企業での生活に至ります。

>>「SESはやめとけ!」は本当か?元SESエンジニアが語る経験談
現在はWebベンチャー企業の現役エンジニア兼デザイナーとして、日々Web制作・開発案件をこなしたり、Webディレクターとしてクライアントとのやり取りも頻繁に交わしています。
テックキャンプエンジニア転職を受講して感じたメリット
テックキャンプを受講して、個人的に良かったと思えた点(メリット)は大きく分けて以下の4つです。
テックキャンプを受講して感じたメリット
- 長時間の学習習慣が身についた
- お互いを高め合える仲間ができた
- AWSのカリキュラムが非常に為になった
- チーム開発がとても良い経験になった

メリット1. 長時間の学習習慣が身についた
僕が受講したテックキャンプエンジニア転職(短期集中プラン)は、「10週間600時間」という超短期間で、エンジニアへの転職を目指すコースです。
そのため、基本的に受講中は「1日10時間以上」の学習を毎日継続して行なうことになります。

結果的に、学生時代にもしてこなかった1日10時間以上の学習を、毎日繰り返し行なってきたことにより、長時間の学習習慣が身についたという訳です。
テックキャンプ卒業後も、日常の習慣として、苦痛なく長時間の学習に取り組むことができています。

メリット2. お互いを高め合える仲間ができた
テックキャンプに通ったことで、同じ目標を持ちお互いに高め合える仲間ができました。

独学で学習していた頃は、一人で黙々と学習を進めていたため、学習内容を共有したり技術トークができる人が周りにいませんでした。
一方テックキャンプでは、常に自分の周りに同じ内容を学習している同期の受講生が存在したので、教え合うことによるアウトプットを頻繁に行ないました。
実際に経験してみると分かりますが、一人で黙々と学習を進めるよりも、学習した内容を定期的に他の人と話し合うだけで、自身の記憶に強く定着します。
アメリカ国立訓練研究所の研究で導き出された「ラーニングピラミッド」を見ると分かる通り、他人と話し合ったり学習した内容を教えることで、学習定着率が向上することが分かっています。
ラーニングピラミッド

メリット3. AWSのカリキュラムが非常に為になった
テックキャンプではカリキュラム内容に「AWS(Amazon Web Services)」が含まれているのですが、これが本当に為になりました。

AWSは学習コストが比較的高いため、初心者が独学で学習する場合、学習途中に挫折してしまう可能性が非常に高いです。
テックキャンプでAWSを学習したことにより、以下のメリットを実感することができました。
テックキャンプでAWSを学習するメリット
- 学習につまずいた際は、メンターに質問することで解決できる
- AWSを使ったWebアプリデプロイに必要な、凝縮された範囲が学習できる
1つ目の「メンターに質問できる」というのは言うまでもありません。
2つ目に関しては、必要最低限の学習範囲に絞られていることによって、無駄なく効率的に学習することができました。

ちなみに、あくまでもテックキャンプで学習するAWSの範囲は「必要最低限」の範囲にとどまるので、安全かつ堅牢なインフラを構築できる訳ではありません。
とはいえ、基礎的な部分や仕組みについてはしっかり学習することができるため、テックキャンプで基礎を抑えた上で卒業後にさらに深く学習していくことをオススメします。

取得しておいて損はない資格なので、興味のある方はぜひトライしてみるのもアリですよ!
>> 1ヶ月でAWSのCLFとSAA試験に合格したので勉強法を解説
メリット4. チーム開発が良い経験になった
テックキャンプの最終課題では、他の受講生とチームを組み、メルカリのクローンサイトを0から開発します。
※テックキャンプのチーム開発は、2020年6月20日開催の80期をもって終了になりました。
>> テックキャンプのチーム開発が廃止に!自身の意見や皆の反応まとめ
チーム開発では、自分1人では味わうことのなかった開発の難しさを痛い程体感することができました。

個人開発を行なう場合、何も考えずに気楽に自分のペースで開発を進めることができます。
しかし、納期が決められた状況かつ複数人で開発を行うとなると、当たり前ですがそうはいきません。
いざチームで開発を進めると、以下のような問題にぶつかることになりました。
チーム開発で立ちはだかる壁
- コンフリクト問題
- メンバーのスキル差による進捗の遅れ
- 開発方針の食い違い
※コンフリクト問題:1つの箇所に対し、それぞれが別々の変更をかけてしまっている時に起こる不整合
チーム開発を円滑に進めるためには、チーム内のコミニュケーションを大切にすることが何よりも重要です。
僕が組んだチームの場合、以下の内容を意識したことによりスムーズに開発を進めることができました。
チーム開発で意識したこと
- マイナスな言葉を発言しない ▶︎ チームの雰囲気を良く保つ
- メンバーと頻繁に話し合う ▶︎ 擦り合わせや状況確認を頻繁に行い無駄なコンフリクト等を防ぐ
- 苦手な人のフォロー積極的に行う ▶︎ チーム全体の進捗率を底上げする

テックキャンプを受講して感じたデメリット
テックキャンプを受講して不満に感じた点(デメリット)は、3つほど挙げられます。
以下がそのデメリットの内容です。
テックキャンプを受講して感じたデメリット
- カリキュラムがきちんと管理されていなかった
- TECH::CONNECT(メンターとのビデオチャット)が繋がらない時が多々あった
- チーム開発でチームが破綻する場合がある(現在は気にしなくて良し)

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ここからは、「チーム開発でチームが破綻する場合がある」というデメリットについて説明していきます。
チーム開発でチームが破綻する場合がある ※現在は解決
テックキャンプ受講のメリットとして、前項にて「チーム開発が良い経験になった」とお伝えしました。
しかしながら、チーム開発は逆にデメリットにもなり得る可能性がある。という点も感じたので、詳しく説明させていただきます。
最終課題であるチーム開発では、「テックキャンプ側が決めたチームで開発」をすることになるので、自ら組みたい人とチームを組むことはできません。
そして一度チームが確定したら、何が起きても後からチームを変更することはできないのです。
そのため、
- やる気がなくサボりがち
- 短気ですぐ不機嫌になる
- コミニケーションが取れない
- そもそも教室に来ない
などといった人物がチームメンバーに加わった場合は、チームが破綻してしまう可能性があります。
実際に、同期のあるチームでは、1人の受講生が他メンバーに対して罵声やマイナスな言葉を頻繁に浴びせるといった光景を目撃しました。
そのチームの雰囲気は誰がどう見ても最悪で、見ていて気分の良いものではありませんでした。

【おまけ】テックキャンプを受講することでフリーランスにもなれる?

テックキャンプ受講を考える人の中には、転職目的ではなく、フリーランスになることが目標の人も少なからずいるでしょう。
「テックキャンプン受講後、すぐにフリーランスエンジニアになれるのか?」
この質問に対する答えは「行動力がずば抜けて高い人なら可能」です。
実際問題テックキャンプを受講してもしなくても、行動力の高い人であれば個人で案件を獲得することは十分可能です。
実際に僕の同期の受講生で、卒業後すぐにRailsの開発案件を獲得している人がいました。

その受講生の行動力はずば抜けていて、経営者が集まるイベントに積極的に参加して名刺を配ったり、東京都内「全て」のWeb制作会社に片っ端からメールで営業をかけるなど、とにかく全力で行動していました。
「数撃ちゃ当たる」という言葉があるように、要は行動力さえ備わっていれば、必ず案件を獲得することはできるのです。
逆にこの話を聞いて「そこまで行動するのは面倒だなぁ...」と少しでも感じてしまったのであれば、いきなりフリーランスを目指すのは止めましょう。
どうしてもフリーランスとして活動したいのであれば、転職先で実務経験をしっかり積み、エージェントなどを利用して案件を紹介してもらう方が確実です。

最後に
この記事では、テックキャンプ元受講生の僕が、テックキャンプのリアルな感想を書きまとめました。

テックキャンプは大手かつ有名であるがゆえに、度々様々な意見がネット上で挙がります。
しかし冒頭でも述べたように、蓋を開けてみると受講経験のない人が発信している「二次情報」であることがほとんどです。
現在テックキャンプ受講検討中で、口コミや評判をリサーチしているのであれば、二次情報ではなく「一次情報」に目を向けるようにしましょう。
さらに言うとテックキャンプの無料カウンセリングでは、こちらの質問に対して嘘偽りなく回答してくれるので、もし疑問点がある場合は公式に確認した方がよっぽど正確で早いです。
人間後回しにしてしまうと行動しなくなるのがオチです。いま現在何かしらの理由で受講を踏みとどまっているのであれば、公式に確認した上で早めに行動に移しましょう!

\ 無料カウンセリング実地中/
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