プログラミングスクールが無駄ではないと言える5つの理由【現役エンジニアが解説】

プログラミングスクールは無駄じゃない!!そう断言できる理由とは
この記事の想定読者
  • ネット上で「スクールは無駄」という意見を目にして受講に踏み出せない
  • 高額な受講料を支払ってまで、スクールに通う価値はあるのか疑問に思っている
  • SNS上でのスクールに対しての否定的な意見が気になって調べてみた

「プログラミングスクールは無駄!」という否定的な意見は、スクール受講を検討中で色々とリサーチしている人であれば、1度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

そしてそんな否定的な意見を目にすることで、「スクールに通うのはやめた方がいいのかなぁ…?」と、受講に踏み切れなくなってしまった方もいるかと思います。

この記事内で最も重要なことを、先に伝えさせていただきます。

「プログラミングスクールは決して無駄ではありません」

この記事では、元スクール受講生&現役エンジニアの僕が、プログラミングスクールが無駄ではないと言える5つの理由について解説します。

ユウマ

否定的な意見を目にして受講に踏み切れない方は、ぜひ当記事の肯定的意見も参考に、受講の決断をしていただければ幸いです。

目次

プログラミングスクールが無駄だと考える人の意見

プログラミングスクールが無駄だと考える人は、どうして「無駄」という否定的な意見をもっているのでしょうか?

肯定派の僕の意見を見る前に、まずはスクールへの否定的な意見について見ていきましょう。

カリキュラム内容と受講料金が見合わない

プログラミングスクールの受講料金はピンキリで、おおよそ10万〜100万円くらいの料金差が生じています。

ユウマ

ちなみに僕が受講した「テックキャンプ」というスクールでは、受講料金は60万円越えと決して安くはない金額でした。※現在は需要増加により、さらに値上げされています。

独学であれば無料、高くて数万円程度のコストを払えば学習できます。

スクールの場合は安くても数十万単位でコストを支払わなければいけないので、カリキュラム内容と受講料金が見合ってないと、そう感じる方もいるみたいですね。

書籍・オンラインサービス等を利用して充分独学できる

昔と比べると、プログラミングを学ぶための書籍やオンラインサービスは、かなり充実していると言えます。

そのためわざわざスクールを受講せずとも、独学で学習した方が良いんじゃない?という考えが、「スクール = 無駄」という意見に繋がっているようです。

しかしこの意見に関しては、僕は正直なところ「ちょっとズレているのでは…?」と感じます。

「スクール = 無駄」という意見を言い換えると、プログラミングに限らず世の中の大抵のスクールだったり、塾や予備校なんかも含めて全て無駄であるということになります。

しかしどんなスクールでも一定の需要があるため、大抵は潰れずに運営が続いていますよね。

具体的な理由は後述しますが、なぜ独学で学習できるのに需要があるのか?という視点で考えると、スクールのメリットを見いだすことができますね。

スクールを受講しても就職・転職難易度は変わらない

この意見に関しては、元スクール受講生である僕からしても「YES」だと言えます。

スクールを受講していようが、受講してなかろうが、エンジニアへの就職・転職の難易度というのは変わりません。

中には就労支援を利用できるスクールも存在しているので、一見すると転職活動が有利に進むのでは?と、感じるかもしれません。

確かに、一般的な求人サイト等に掲載されていないクローズドな求人に応募できたり、履歴書の作成・面接対策など色々なサポートを受けることはできます。

しかし結局どれだけサポートが充実していたとしても、最終的にはあなた自身の学習量・スキル感・ポテンシャルに応じて、内定の判断が下されます。

スクールを利用するしないに関わらず、エンジニアへの転職を目指すのであれば、毎日学習を積み上げることが重要だと言えますね。

プログラミングスクールが無駄ではないと言える5つの理由

冒頭でもお伝えした通り、僕はプログラミングスクールは決して無駄ではないと考える、スクールの肯定派の1人です。

無駄ではないと言える具体的な理由は、以下の通りです。

スクールが無駄ではない理由
  • 短期間で集中的かつ効率的に学習することができる
  • 受講料金はスクール卒業後に回収できる
  • 学習につまづいてもすぐに解決できる環境が整っている
  • 同じスキル感・目標を持った人達に囲まれることでモチベーションが高まる
  • 意図的に背水の陣を敷くことができる

それぞれの項目を、順番に見ていきましょう。

短期間で集中的かつ効率的に学習することができる

スクールのカリキュラムは、初心者に適した学習範囲に絞り込まれているため、短期間で非常に効率的に学習を行なうことができます。

初心者がプログラミングを独学しようと考えた時、数多くの言語や覚えなければならない知識が存在するので、一体どのような手順で学習すればいいか分からない…という方は多いでしょう。

また、書籍やネット上には学習に必要な多くの情報が存在しますが、初心者からすると難解に感じてしまうケースが大半です。

これがスクールのカリキュラムだと、必要な学習範囲がまとまっている & 初心者でも理解しやすい構成・内容になっているので、効率的に学習できるという訳です。

スクールを活用する最大のメリットは「正しいステップで効率良く、挫折を防ぎながら効率的に学習できること」だと言えますね。

学習につまづいてもすぐに解決できる環境が整っている

プログラミングを始めてから途中で挫折する人の割合は、約9割にのぼると言われています。

プログラミングはそれだけ学習コストが高く、初心者であればあるほど挫折しやすいのが現実です。

スクールでは学習をサポートしてくれるメンターが存在しているため、たとえ学習途中でつまづいたとしても、「その場ですぐに」問題を解決することができます。

特にプログラミングを始めたばかりの時期は分からないことだらけなので、理解し難い部分をメンターに相談することで、知識習得までの時間を大幅に短縮することができるのです。

受講料金はスクール卒業後に回収できる

独学とスクール受講に掛かるコストを比べた時、スクールに掛かるコストの方が遥かに上のため、受講料金が高額に感じてしまう人は多いと思います。

しかし、ここでよく考えてみて下さい。

エンジニアとしてのスキルを身につければ、個人で案件を獲得することだって出来るようになる訳です。

未経験からエンジニアに転職して、いきなり高額な給料を貰うのは難しいかもしれません。

ですが副業・個人として活動すれば、あなたの努力次第で、際限なく売上を上げることができるのです。

高額に感じるスクールの受講料も、しっかり行動に移してWeb制作・開発案件をこなしていけば、回収することは充分に可能だと言えるでしょう。

ユウマ

僕もスクール卒業後に転職し、本業をやりつつ主にWeb制作の副業をこなしていましたが、スクールの受講料金は副業だけでしっかり回収することができました。

同じ目的・目標をもった人達に囲まれることでモチベーションが高まる

他の受講生と交流ができるスクールの場合、同じ目的・目標をもった人たちに囲まれることで、高いモチベーションを維持しながら学習に励むことができます。

僕が受講したテックキャンプは、受講生のために用意された教室に通いながら学習することができる、言わばオフライン型のスクールでした。

そのため同期の受講生とは、学習進捗を共有したり技術的な話題に関して話し合うことで、さらに頑張ろうという気持ちになりモチベーションを高く維持できました。

意図的に背水の陣を敷くことができる

高いコストを支払うことで、意図的に背水の陣を敷くことができるというのも、スクールを受講する1つのメリットです。

やるしかない(後戻りできない)環境を作りだすことで、挫折という選択肢を消し去りつつ、圧倒的に集中し学習にコミットすることができます。

ユウマ

実際僕は、3ヶ月分ほどの独学期間を経てからスクール受講に踏み切ったのですが、独学時と比べてスクール受講中の集中力は何倍にも跳ね上がったことを実感しました。

人気書籍の「後回しにしない技術」でも語られていますが、望むことを確実に得るためには、背水の陣を敷くのがもっとも効果的なのです。

最後に

今回は「プログラミングスクールは無駄」という意見に対して、元スクール受講生かつ現役エンジニアである僕が、スクール = 無駄ではない理由について解説しました。

実際のところプログラミングスクールが無駄という意見をもつ人は、スクール受講経験のない人であることが大半。

逆に元スクール受講生の感想を探してみると、カリキュラム内容に満足して、肯定的な意見を持つ方の人の方が多いのです。

もし今のあなたがスクール受講を検討しているのであれば、ネット上に挙がっている意見のみを参考にするのは止めましょう。

スクール受講前の無料体験・カウンセリングなどを利用して、スクールとの相性や疑問点を確認するのが一番です。

ユウマ

迷っているだけでは何も始まらないので、ぜひこの記事をキッカケに行動に移していきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Webベンチャー企業で働くエンジニア | 効率化のためのツール開発とかが好きな人 | ブログ最高月間収益18万 | 千葉県1995年11月生まれ | 当ブログでは「プログラミング・デザイン・ブログ」に関する内容を中心に、役立つ情報を発信します

目次