Meta Quest 3を購入した後、より快適な使用体験を求めて、公式で販売されているEliteストラップやサードパーティ製のストラップを購入する人は少なくないでしょう。
そしてストラップを付け替える過程で、接顔部を外さなければならないケースが多いのですが、Meta Quest 3の接顔部を外す難易度はかなり高いのです。恐らくこの記事に辿り着いたあなたも「Meta Quest 3の接顔部が外れない」という問題に直面しているのではないでしょうか?
SNSでも調べてみると、接顔部が固くて全く外れないと悩んでいる方が多く、中には苦戦した挙句本体を壊してしまった…という人も。
そこでこの記事では、Meta Quest 3の接顔部を外す方法について、画像を交えて詳しく解説していきたいと思います!
【画像付き】Meta Quest 3の接顔部の外し方
一応Meta Quest Japanの公式YouTube動画にて、接顔部の取り外し方について触れている動画はあるものの、具体的な解説ではなく「そっと取り外します」の一言だけで済ませてしまっています。
これだけの情報では非常に分かりづらく、多くの接顔部が外せなくて悩んでいる人にとっては、無意味すぎる解説でしょう。
ここから早速、誰が見ても正しい外し方が理解できるよう、画像付き&ステップ形式で接顔部の取り外し方を説明します。
Step1. 標準ソフトストラップを外す
まずは初めから装着されている、標準ストラップを外すところから。
両端にあるソフトストラップのアーム部分(丁度段差になっている箇所)を指でつまみ、外側に引っ張ってストラップを外します。
片側を取り外せたら反対側も同様に外し、最後に本体上部についている留め具からバンドを抜けば、ソフトストラップを外すことができます。
ちなみに作業しやすいように、Step1の段階でストラップを外しましたが、この工程は接顔部を外した後でも大丈夫です。
むしろ接顔部を外してからストラップを外す方が公式的で、本体上部の留め具からバンドが外しやすいです。このStepについては、お好みで順序を変えてください。
Step2. 奥行き調整ボタンで接顔部の奥行きを最大にする
本体レンズの両サイドの横側に、奥行きの調整用ボタンが存在します。ちなみにこのボタン、公式では「アイレリーフボタン」と呼んでいるみたい。
この奥行き調整用ボタンを押しながら、手前側にスライドすることで、接顔部の奥行きを最大にします。
最後までスライドが完了すると、ボタン下にある4つの点の白ポチの位置が、一番手前側に来ます。
これ以上手前側にスライドできないという意味でもあるので、白ポチが一番手前に来たら、それ以上引っ張らないようにしましょう。
ちなみにこの工程で思い切り引っ張れば、接顔部が外れると勘違いして、結果破壊してしまっている方も多いので気をつけましょう。私もこの工程で外れると勘違いし、壊しかけました…汗
Step3. 接顔部の内側中央上部にある出っ張りを押し出し、接顔部を取り外す
接顔部の奥行きを最大にすると、接顔部の内側中央上部に、目で見える出っ張りが出現します。Step2で奥行きを最大にしたのは、この出っ張りを出現させるためです。
この出っ張り部分を親指で押し出し、接顔部の上側を本体から取り外します。
接顔部の上側が取り外せたら、あとは周囲の引っかかり(特に下側の引っ掛かり)を順番に外していけば、本体から接顔部を完全に取り外すことができます。
接顔部を外すことができた後に初めて確認できますが、本体と接顔部パーツの接続部分は、以下画像のようになっています。
接続箇所を意識しながら取り外すと、より作業しやすくなると思いますので、参考にしながら取り外してみてください。
Meta Quest 3 サードパーティ製ストラップならコレ!
記事とは直接関係ない内容ですが、現在私が使っているストラップの使用感がとても良いのでご紹介。サードパーティ製ストラップを使うのであれば、以下の製品がダントツでおすすめです。
Maeckerというブランドが出しているヘッドストラップです。レビュー内容が良くサクラかなぁ、と疑いつつ購入しましたが、いい意味で裏切られました。
装着感も良く、後頭部にあるダイヤルで簡単に締め付けを調整することができ、頭を痛めることなく長時間VRを楽しむことができます。後ろが平らなので、寝ながらVRできるのもポイントだったり。
公式のEliteストラップは1万円超えと高いし、サードパーティは外れが怖くて手を出せないという方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
まとめ:Meta Quest 3の接顔部を正しく外し、快適なVR体験を
お疲れ様でした。Meta Quest 3から、接顔部パーツを上手く取り外すことはできましたか?
それにしても公式サイトや公式動画、さらには本体付属の説明書を見てもここまで分かりにくいなんて、不親切ですよね。。もう少し消費者目線に立って、ヘルプコンテンツなどを用意していただきたいものです。
この記事が出回ることで、接顔部を上手く外すことができずに壊してしまった…という犠牲者を、1人でも減らすことができれば幸いです。