- スクール受講を検討しているけど失敗するのが怖い…
- スクールを受講してエンジニアへの転職を絶対に成功させたい
- 受講するのに高いお金を払うんだから絶対に途中で挫折したくない
プログラミングスクールを受講することで、本格的にスキルを身につけたい。でも失敗するのが怖くていま一歩踏み出せない…
受講料としてそれなりの費用を払うのだから、このように「失敗したくない」と考えるのは普通でしょう。
実際に僕も過去にスクール受講を経験しましたが、受講前はあなたと同じように失敗するのが怖くて、1ヶ月くらいは申し込みの検討を続けていました。
「折角スクールを受講したのに、途中で挫折して退会してしまった…」なんてことには、絶対になりたくありませんよね?
そこでこの記事では、スクール受講で失敗したくないあなたに向けて、次の内容について解説していきます。
- スクールで失敗する人に共通する4つの特徴
- スクールでの失敗を防ぐためにやるべきこと
この記事をご覧いただくことで、失敗しないためのアクションプランも理解することができますよ。あなたのスクール受講を成功へと導きますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
プログラミングスクールで失敗する人に共通する4つの特徴
前提ですがスクール受講の失敗の定義は、途中でスクールを退会してしまったり、思うようなスキルが身につかなかったというケースを指します。
そして結論をお伝えすると、スクール受講で失敗する人は次の特徴に当てはまっていること場合がほとんどです。
- 事前学習なしでスクールを受講する
- 他責思考かつ受動的にスクールを受講する
- プログラミングを学習する目的がない
- 受講料金の大小のみでスクールを選んでいる
それぞれの特徴を、1つずつ詳しく見ていきましょう。
1. 事前学習なしでスクールを受講する
プログラミングの事前学習を一切していない人は、スクール受講後に挫折する可能性が高いです。
スクールを受講するんだから、事前に学習する必要なんてないんじゃないの?
と思った方は要注意。事前に学習しないということは、自分にプログラミングの適正があるのか分からずに受講するのと同じです。
プログラミングを触ったことがないと、プログラマー = ドラマや映画で見るような「カタカタッターッン!」と、爽快にキーボードを叩くような人物を思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし現実は全く違います。なぜなら、基本的にプログラミングは「コードを書く → エラーが起こる → 検索する → 解決」の4ステップを繰り返す作業だからです。
次の動画では簡潔に、プログラマーの理想と現実の違いを説明しています。17秒の短い動画なので、ぜひ一度目を通してみてください。
このように理想と現実がかけ離れていると、いざスクールを受講しても挫折してしまう可能性が高くなるので、必ず少しでも独学をしてから受講するように心掛けましょう。
沢山勉強しろ!という訳ではなく、あくまでもプログラミングの内容を理解するため。そして自分に適正があるのかを把握するために、独学を行ってくださいね。
2. 他責思考かつ受動的にスクールを受講する
「スクールを利用すれば自然とスキルが身につく」という考えを持っている人は、スクールを受講しても失敗に終わってしまうでしょう。
趣味レベルでスキルを習得したいなら問題ないかもしれませんが、仮にエンジニアを目指すのであれば、能動的に進んで学習する必要があります。
スクールで与えられたカリキュラムを、思考停止状態でこなしていくだけでは、エンジニアとしてのスキルを身につけることはできないのです。
理解できていない部分は復習したり、カリキュラム外の範囲も積極的に独学したりと、エンジニアを目指すならそれなりの学習量は必ず必要になってきます。
仮に受動的な学習を積み上げてエンジニアデビューを果たしたとしても、勉強しないエンジニアは市場価値が上がらず、淘汰されてしまうので注意しましょう。
スクールの役目はあくまでも、プログラミングスキルの「土台を作り上げる補助」です。強固な土台を作り上げるためには、あなた自身の努力が必要不可欠ということを頭に入れておきましょう。
3. プログラミングを学習する目的がない
突然ですが質問です。
あなたはなぜ、プログラミングを学習するのですか?
この質問に対する回答がパッと頭に思い浮かばないなら、スクールを受講するのは止めておきましょう。
目的を持たない学習は、ただの趣味と同じです。そして目的を持たないと、学習につまづいた時に「なんで勉強でこんなしんどい思いしなきゃいけないんだろう…」とネガティブな思考に陥りやすいです。
逆に明確な目的さえあれば、どんなに学習が辛い時でも「自分はこのために頑張っているんだ」と、モチベーションを高く維持することができます。
スクール受講の前に、そしてプログラミングを始める前に。1番初めにプログラミングを学習する目的を考えてみてくださいね。
4. 受講料金の大小のみでスクールを選んでいる
このスクールは他よりも受講料金が安いなぁ…。コスパ良さそうだしここで受講しよう。
こんな感じで、スクールを「受講料金」という視点だけで選ぶのは完全にOUTです。絶対に止めましょう。
料金だけに着目して受講を決めた場合、カリキュラムの内容やスクールの方針などが合わずに途中退する羽目になりかねません。肝心なのは受講料金よりも「スクールの内容」です。
「安いからここに決めた!」ではなく、まずは無料体験や無料カウンセリングを通して、スクールの内容や雰囲気をしっかりチェックした上で判断しましょう。
くれぐれも「安物買いの銭失い」状態にならないように注意してくださいね。
プログラミングスクールでの失敗を防ぐためにやるべきこと
ここまでで失敗する人の共通点は分かったので、今度は逆に失敗を防ぐための対策について解説します。
ここで解説する内容は次の通りです。
- スクール受講前にある程度の予習をしておく
- 能動的かつ積極的に学習に取り組む
- プログラミングを学ぶ目的を明確にする
- あなたに合ったサービス・カリキュラム内容のスクールを選ぶ
順番に見て行きましょう。
スクール受講前にある程度の予習をしておく
スクールでの失敗を防ぎたいなら、受講前に必ずプログラミングの予習をしておきましょう。
事前予習はプログラミングの適正があるのか判断する目的のほか、スクールでの学習をスムーズに進めるためにも重要です。
初心者に絶大な支持を得ている「Progate」や「ドットインストール」を利用して、ある程度の範囲を独学しておくのがベターでしょう。
無料の範囲だけでもそれなりに学習できるので、ぜひトライしてみてください。
またプログラミングスクールの「TechAcademy」では、7日間にわたる無料体験が受けられるので、こういった体験を利用するのもオススメですね。
予習をしっかり行い、プログラミングの概要を理解した上でスクールを受講すれば、少なくとも理想と現実のギャップにやられて挫折することはないでしょう。
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能動的かつ積極的に学習に取り組む
失敗する人の特徴でも解説しましたが、受動的に思考停止状態で学習していては、思うようなスキルが身につきません。
プログラミングスキルを身につけたいのであれば、とにかく能動的に、そして積極的に学習に取り組むことが重要です。
自ら進んで学習しようという気持ちを強く持って、「片っ端から知識と技術を取り込んでやる!」というくらいの覚悟を決めて、学習に取り組むべきだと言えます。
エンジニアは、一度学習してスキルを身につけたらそれで終わりではありません。日々新しい技術が生み出される中、継続的に学習してアップデートしていく必要があるのです。
だからこそ、初めから能動的に学習に取り組む姿勢を身につけておけば、エンジニアデビュー後も困ることはないでしょう。
ぜひ初心者のうちから、積極的に学習してスキルを身につける姿勢を頭にインプットしてくださいね。
プログラミングを学ぶ目的を明確にする
学習のモチベーションを維持するためにも、なぜプログラミングを学ぶのか、その目的を明確にする必要があります。
例えば次のようなイメージです。
- エンジニアに転職して今よりも収入を上げるため
- 自分でオリジナルのサービスやアプリを開発するため
- フリーランスエンジニアになって好きな場所で働くため
上記のように学ぶ目的があれば、強い意志を持って精神的に揺らぐことなく、目的達成のために学習に取り組むことができます。
僕の場合は、独学で作ったWebサイトが職場で評価されてプログラミングが好きになり、本格的にエンジニアとして働くために転職することが目的でした。
ちなみに未経験からの就職, 転職活動時において、プログラミングを学ぼうと思ったキッカケについては、耳が痛くなるほど聞かれました。
採用の観点でも、やはり目的を明確にしておくことは重要だと言えるでしょう。
あなたの学習目的に合ったスクールを選ぶ
いざスクールを選ぶ際は、あなたの学習目的に合っているスクールを選ぶことが重要です。
- とにかく短期間でエンジニアへ転職したい → テックキャンプ エンジニア転職
- 未経験からフリーランスを目指している → COACHTECH
- 需要のある言語を学んで需要の高いエンジニアになりたい → RaiseTech
上記のように、それぞれの受講目的別にピッタリ合うスクールが存在するので、必ず学習目的とスクールの内容を比べて判断しましょう。
僕の場合はとにかく短期間でエンジニアになりたかったため、数あるスクールの中から「テックキャンプ」を受講しました。
プログラミングスクールは、あなたの人生を変える大きな自己投資の1つ。安易な考えでスクールを選ぶのは避けて、あなた自身の目で判断して慎重に選びましょう!
「スクールが多すぎてどう選べばいいか分からない!」という方向けに、スクールの厳選ランキングをまとめた記事も書いているので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
>> プログラミングスクール厳選ランキングTOP10!
【まとめ】失敗のリスクを無くした上でスクールを受講しよう!
この記事では、プログラミングスクールで失敗する人の共通点について。そして、スクールでの失敗を防ぐための対策について解説しました。
スクール受講で失敗しないためには、失敗に終わるケースと対策について理解しておくことが重要です。
この記事で解説した内容に気をつけて、そして実践していただければ、スクール受講における失敗のリスクをなくすことができるでしょう。
失敗のリスクさえ無くなれば、あとは行動するのみ!エンジニアに年齢は関係ありませんが、転職を目的とするなら若ければ若いほど有利です。
悩んでいる時間はもったいないので、まずは体験やカウンセリングを受けて、エンジニアへの一歩を踏み出してくださいね。