【体験談】Web制作案件において注意するべきクライアント

Web制作案件において注意するべきクライアント

Web制作案件において、クライアントとのやり取りに苦労していませんか?

特にITリテラシーが低くこちらの気持ちを考えてくれないクライアントの場合、無理難題やありえない要求を押し付けてくる確率が高いです。

僕自身も個人でWeb制作案件を引き受け始めたばかりの頃は、上記のようないわゆる「モンスタークライアント」に当たってしまうことが多々ありました。※数は減りましたが今でも定期的に当たります(汗)

当記事では僕が実際に体験した「Web制作案件において注意するべきクライアント」をご紹介していきます。

目次

Web制作案件において注意するべきクライアント

危険なクライアント

以下は僕がこれまでに出会った、制作が難航した案件のクライアント例です。

  • おまかせなのにコダワリが強い
  • 工数に対してとんでもない納期を押し付けてくる
  • 何でも対応してくれると思っている
  • 予算以上の作業内容・完成度を求めてくる
  • 常に上から目線で態度が悪い

どれもクライアントとのやり取りに苦労したり、工数が必要以上に掛かり痛い思いをしました。

順を追って解説していきます。

おまかせなのにコダワリが強いクライアント

制作するにあたって、デザインのイメージや参考サイト等をヒアリングした際に「おまかせで」と、丸投げしてくるパターン。

本当におまかせならまだしも、こういったクライアントに限って自分の中のコダワリが非常に強いんです。

この言葉を鵜呑みにして、競合サイト等を調査しサイトを完成させたとしても

  • 「ココをもっとカッコよくできない?」
  • 「全体的にもう少しいい感じで」

というように、投げかけてくる要求が常にぼんやりとしていて、中々制作が終わりません。

制作前のヒアリング時点で、サイトを制作・改修する目的が曖昧だったり、具体的な言葉でやり取りできないクライアントの場合、注意が必要です。

工数に対してとんでもない納期を押し付けてくるクライアント

10ページ超え企業サイトの、デザイン+コーディング+WordPress化作業に対して「1週間ぐらいでお願いします」と、とんでもない納期を押し付けてくるパターン。

ITリテラシーが低く、Web制作の発注経験が無い方にありがちですね。

コーディングやWordPress化に掛かる工数を、まるでメモを取るぐらいの工数でできると勘違いしているのでしょう…

ですがこういうクライアントの場合、炎上案件化するということが分かりやすいので、基本的に断ればOKです。

何でも対応してくれると思っているクライアント

制作前の段階で、それらの作業も全て込みで見積もりを出しているなら全く問題無いのですが、要件に入っていない作業項目を線引きができていないばかりに追加要求してくるパターンです。

例えば、Webサイトの新規作成と共にメールアカウントの作成も引き受けた際、「使ってるメールソフトでの設定方法が分からないから対応してほしい」という作業範囲外の要求をしてくるクライアントがいたりします。

その他にもドメインの購入やサーバーの用意など、こちらからやり方を伝えても、代行でやってほしいしと頼んで来られる方も…

今回紹介している中では最も悪気が無いパターンですが、とはいえこちらの工数が増えてしまうことに変わりはありません。

この問題を避けるには、事前にしっかりと作業範囲を明確化しておくことが重要ですね。

予算以上の作業内容・完成度を求めてくるクライアント

基本的にWeb制作を行う際は、予算と工数を照らし合わせてどこまでの結果が出せるかを考えていきます。

予算以上の完成度をを求めてくるというのは、予算に対しての工数があまりにも掛かりすぎるような内容を要求してくるということです。

これは極端な例ですが、名刺・ロゴ制作と企業サイト制作(デザイン・コーディング・WP化)を含めて合計1万円など…

駆け出しエンジニアでまだ実績もなく、「これから実績を作っていきたい!」という方であれば引き受けていいいと思いますが、既に実績がある場合は避けるべきですね。

常に上から目線で態度が悪いクライアント

僕がダントツで苦手かつ避けたいクライアントが、この「常に上から目線で態度が悪いクライアント」です。

過去に遭遇してしまったことがありますが、その時は精神的とても苦労しました。

今では初めのやり取りの時点で、「あ、この人は駄目だな」と判断できたらその時点でスグに切ります。

態度や性格の悪いクライアントの場合、どれだけ魅力的な案件だったとしても、クライアントとのやり取りにおいて精神をすり減らす可能性が高いので、どうしても…という場合以外は極力避けるべきでしょう。

最後に

僕はエンジニアになってから、個人や他の人と協力しながらいくつも案件を捌いてきましたが、どれだけ経験があってもやはり今回紹介したようなクライアントを100%避けることは不可能です。これは、僕の周りで長年フリーランスとして活動している知り合いに聞いても同じでした。

ですが初めのやり取りやヒアリング時に、ある程度の危険を察知することは可能なので、やはり事前にしっかりお互いの認識を擦り合わせることが重要です。それが無理そうであれば極力案件を辞退したほうが自分の為になります。

副業やフリーランスで仕事を取ろうと頑張るあまり、今回紹介したようなモンスタークライアントに出会わないように気をつけましょう。

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この記事を書いた人

Webベンチャー企業で働くエンジニア | 効率化のためのツール開発とかが好きな人 | ブログ最高月間収益18万 | 千葉県1995年11月生まれ | 当ブログでは「プログラミング・デザイン・ブログ」に関する内容を中心に、役立つ情報を発信します

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