
2019年の4月から始めたプログラミング。
そこから独学+スクールでの学習を経て晴れてエンジニアデビューを果たし、今ではベンチャー企業のCOOとして活動しています。

今となってはCOOとして経営周りの業務や、Web制作・開発を行っていますが、プログラミングを始めた当初は自分が今のような状況で活動しているとは全く思っていませんでしたw
2020年ももう終わりということで、当記事ではエンジニアデビューしてからの約1年間を、自分の為に記録を残すという意味合いも兼ねて書き綴っていきたいと思います。
あ!ちなみにですが、この記事では有益な情報とか多分ないので、さらーっと読み進めていただいても大丈夫ですよ...!
序章:エンジニアデビュー前のプログラミング学習期間
冒頭でもちょっぴり書きましたが、僕がプログラミングを始めたのは2019年4月のことです。
ここではエンジニアデビュー前の学習期間について、ちょこっと振り返ります、
プログラミングを始めたキッカケ
検証ツールとの出会い
プログラミングを始めることになったキッカケは「検証ツール」との出会いでした。
当時フィットネスジムのインストラクターとして働いていた僕は、顧客管理用のPCでたまたま検証ツールを開いたことで、プログラミング言語(HTML)とご対面しました。※厳密に言うとHTMLはマークアップ言語です。
当時はプログラミングの知識が皆無だったため、ツール上に表示されているHTMLが謎すぎて逆に興味が湧き、すぐさまGoogleで検索したことを覚えています。
その時検索したキーワードは「Google 検証 意味」とかだった気がしますw

検証ツールを通してプログラミングに興味を持った僕は、そこから書籍やProgate、ドットインストールを通して狂った様にプログラミング学習に没頭しました。


テックキャンプ(旧テックエキスパート)で集中学習
画像出典元:TECH CAMP
ある程度独学を続けている内に、本格的にエンジニアに転職したいと思うようになってきた僕は、大手プログラミングスクール「テックキャンプ」を受講してエンジニアデビューすることを決意しました。
独学時はプログラミングを勉強している(理解している)人が周りに1人もいなかったので、プログラミングの話題が日常で上がることはありませんでした。
しかしスクールに入ってからというもの、同じ目的(エンジニアになるという意識)を持っている人がスクール内に集まる為、毎日プログラミングの話題で持ち切り状態。
独学期間と比べて、スクールではより一層楽しく学習させていただきました。
テックキャンプで学んだ具体的な内容や、詳細な感想を見たい方は下記記事をお読み下さい!
>>【TECH::CAMP64期】卒業して感じた率直な感想
スクールに通わずとも独学だけで転職できたんじゃないの?と思う節も多少はありますが、やはり当時の初心者の自分にはスクールでの学習はとても効率の良いものだったと言えます。
それに、スクールでの人との出会いをキッカケに、同期とチームを組んでWeb制作・開発の案件を受注するようになったり、有益な情報交換を日常的に行えるようになったので、受講料金分はしっかり取り返せたかな?という感じです。
これからスクールで受講を考えている人は、勿論カリキュラムも大事ですが、スクール経由での人との繋がりも大切にすることをオススメします!
SES企業でエンジニアデビュー!理想と現実のギャップ!?
テックキャンプ卒業後、僕はSES企業で念願だったエンジニアデビューを果たしました。
ちなみに、転職活動時に自社や受託開発企業でも内定を貰ってはいたのですが、中でもこの企業ならたとえSESだとしてもフルスタックのキャリアが歩めそうという考えで、SES企業へ転職しました。
もちろんネット上で良く見るSESの悪評や、エンジニア転職においてSESは絶対に避けるべきということは、知った上でのことです。
面談・面接の時点でかなり好印象で、その後も社内訪問をさせていただいたり、LINEでのやり取りでこちらの疑問や要望についてしっかり答えていただき、不安な点が全て晴れたのが転職の決定打となりました。
ちなみに僕が要望した内容は、
- スキルの向上が見込めない現場には入りたくない
- コードをゴリゴリ書く開発案件に携わりたい
- いずれフルスタックとして活躍できるキャリアを歩みたい
という内容です。
要望を強く伝え続けたこともあって、入社後はエンジンニアの現場経験年数が3年以上の方でも落とされてしまうような、JavaのWebシステム開発案件にアサインされることになりました。
晴れて要望どおり、Javaを使ったコードをゴリゴリ書ける現場で、Webシステム開発を行えるようになった訳です。
本格的にJavaを学習
案件に参加するまでJavaの知識はほぼ皆無だったので、業務時間外に狂ったようにJavaの学習を頑張りましたw
資格もJava Bronze, Silverまではサラッと取得できました。
Javaを扱う際に苦労したことなんかも過去記事で執筆しているので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
>> Rubyを学習して転職後、Javaを扱うことになり苦労したこと
正直な話「JavaよりもRubyとかPHPとか、欲を言えばGoとかReactとかを使った、モダンな案件に携わりたいなぁ...」と思っていたものの、今ではJavaをやっていて本当に良かった!と強く感じています。
というのも、Javaの歴史は長く世界中で広く使われている言語でもある + 他言語で応用が効きやすいからです。
過去に学習してきたRubyやPHPなどと比べると、プログラミングの概念や本質?的なものが、Java学習を通してしっかり身についたと実感できました。
資格をたっぷり取得
僕が勤めていたSES企業では、ITスキル標準(ITSS)に則って資格手当が支給される仕組みがありました。
資格受験料に関しても、合格すれば全額支給されるということだったので、退職までの半年間毎月1つペースで合計6つの資格を取得しました。
取得した資格は下記の通りです。
- ITパスポート
- PHP7技術者認定初級
- Java SE 7/8 Bronze
- Java SE 8 Silver
- AWS Cloud Practitioner
- AWS Certified Solution Architect - Associate
難易度的にそこまで誇れる資格ではありませんが、資格学習とは言えガッツリ知識を身につけられたので、結果的に良い経験ができたなと思います。
全て一発合格だったので、受験料も一切掛からず取得することができました。
とにかくスーツが嫌だった
SESの職場では、出勤時にはスーツを着用しなければいけませんでした。
もちろん現場によって様々なので、社員によっては私服で出勤している人も極僅かいましたが、基本はスーツ着用です。
これがもう個人的にとにかく嫌でしたw
營業職で外回りする訳でもなく、ましてやPCとひたすら睨めっこでコードを書いているだけなのに、なぜスーツなんだ...!とw
スーツを着てプログラミングしたことのある人なら分かると思いますが、スーツって私服時に比べて体感2倍くらい疲れるんですよね。。

SES企業で感じた理想と現実のギャップ
コードはゴリゴリ書けるしスキルも日に日に向上していくしで、SES企業とはいえネット上に書かれていることが全て当てはまるような、劣悪な環境では一切ありませんでした。
しかし、SESという形態上どうしても
現実
- 多重下請け構造で給料が低い
- 勤務時間や休暇が常駐先に委ねられる
といった現実を叩きつけられていたのも事実です。
僕が描いていた
理想
- 私服で勤務
- 活き活きした毎日
- 給料が高い
という理想とはかけ離れ、理想と現実のギャップを大きく感じてしまいました。
結果的にはSESエンジニアとして半年間勤めた後、現在働いているWeb系ベンチャー企業へと転職しました。
ベンチャー企業でCOOとして活動開始
Web系ベンチャー企業へと転職したキッカケは、テックキャンプ卒業後から行っていた「Web制作・開発の副業」です。
この副業はテックキャンプ時代の同期と共にチームを組んで始めたもので、実績がなかったため各案件の単価こそ低かったものの、毎月どこかしらからに営業をして案件を確保できる状態が出来上がっていました。
副業がキッカケでWeb系ベンチャー企業のCOOに
副業を継続していると、ある日、あまりにも納期が短い案件を引き受けることになりました。
当時他のチームメンバーは本業や他案件で忙しく、その案件に着手できるのが僕しかいなかった為、僕が手を挙げて引き受けることに。
納期が短かったことから、本業以外の時間は全てその案件に使い、フルコミット&爆速で納品しました。
このスピード感と対応を見たクライアントに好印象を持っていただくことができ、その後のやり取りを継続していたところ、結果的にクライアントが所有するホールディングス内の1社にCOOとしてアサインしていただくことになったのです。
テックキャンプでの出会いもそうですが、日常のどんな小さな縁でも、自身の今後に大きく関わるキッカケになり得ることを実感しました。
リモートワーク最高 ←
転職したことで、服装・時間・場所問わず作業できるようになりました。
スーツ勤務&満員電車出勤のダブルコンボから開放され、自分のパフォーマンスが1番高くなる状態で作業することができます。
これだけで人生のストレスを大幅に減少できていると思います。
過去の自分は「好きな場所で仕事をしている人達を見て羨ましいなぁ...」なんて思っていましたが、今では自分がその立場にいることをとても嬉しく感じます。
経営側に立つことの難しさと楽しさ
平凡なSESエンジニアからWebベンチャー企業のCOOにジョブチェンジした訳ですが、作業範囲が一気に拡大して毎日が良い意味で大変です。
これまでの人生は、言われたことをただこなすだけの会社員。
COOになってからは、
- 利益管理
- KGIやKPIの設定
- ディレクション業務
- 外注管理
- 商談
- 打ち合わせ
- 各案件業務
- 会食
など、その場の状況に合わせながら臨機応変に対応しなければならない為、やることが一気に増えましたw

特にこれまでほぼ触れてこなかった、マーケティングや経営周りの知識を業務内・外で学習&実践しすることで、日々の成長を実感しています。
COOになる前はプログラミングを集中的に学習してきた訳ですが、今後は必要な知識を必要なだけ、効率良く学んでいくスタイルに切り替えるつもりです。
プログラミングに一点集中できなくなるのは少々寂しい気持ちもありますが、より本質的な部分でステップアップできるように精進します!
最後に
人生何があるか分からないものです...!
約1年間で未経験エンジニアからCOOに辿り着いた僕ですが、1年前は今の自分を全く予想できていなかったので....
「努力を継続することで良い方向に進める」という成功体験を掴むことができたので、来年も努力を積み上げて、さらに良い方向に進んでいけるように頑張ります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
良いお年をお迎えください(`・ω・´)ノシ